フリーアナウンサーの宮根誠司がキャストを務める『ミヤネ屋』で、寝屋川事件に関する特集の内容が某巨大掲示板で話題となり、とある斡旋サイトが炎上することがあった。

特集の内容で衝撃だったのが、深夜に街頭インタビューをうける10代少女や若年層たちが映し出されたシーン。
「人がいれば夜間でも出歩く」などといったコメントを悪気もなく話す姿には、同世代の子を持つ親は、さぞかし不安になったことだろう。

さらに深夜徘徊をしている少女たちを狙った大人も少なくなく、そういった少女たちの寝床を提供する、いわゆる『神待ち掲示板』と呼ばれる存在も明らかになった。

「泊める代わりに肉体関係を求める『寝床提供＝SEX』」という暗黙の了解があるようで、少女たちもそれを認知しているという。

そんな、アンダーグラウンドな世界を今回は検証してみたいと思う。

サイトの見出しには「泊めてくれる所を提供してくれる、神様を募集する掲示板です。※18歳未満の方の利用は禁止です。」という文字。「お金がない」「誰か泊めて」などといった書き込みが目立つ。
神待ち掲示板

よほど嬉しかったのであろうか、久しぶりのまともな食事に笑顔を見せる家出娘を写した写真。

深夜なのに堂々と平気に出歩くと答える女の子たち。
こういった軽い気持ちから、多くの家出娘を生まれだしてくるのであろう。

深夜になっても戻る場所がなかったり、お金がなくて泊まる場所がない家出難民が溢れかえっている現実。
そういった困っている人を善意、もしくは悪意を持った人が助け合うのが神待ち掲示板なのであろう。

ニュースで見る、テレビの中でしかないものと思っていた神待ち掲示板の存在。実際は身近にあるものだと認識させられた。

お金もなく泊まるところもない、そういった困った人を何も考えずに助けるというのは、日本人特有の温情によってなりたっているものなのでしょう。

もちろん、H目的で利用している人いるのも事実。泊めてもらう側としても、「仕方なし」と暗黙の了解で認知はされているものの、その多くはそれを良しとしない。